エンジンオーバーホール 

エンジンオーバーホール中
腰上オーバーホールだけの予定でとりかかりましたが、コンロッドの動きが怪しいので、追加でエンジンを降ろして各部の点検をやらせてもらう事に



クランクケースを分割




クランクのメタルを点検




やはり
メタルにダメージが入っていました。


本日は、交換必要な部品のピックアップまで
続きは、また部品が入荷してから後ほど…

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GL1500トライク クラッチ修理 

GL1500のクラッチのメンテナンスをやらせてもらっています。

クラッチ滑りの為プレートの交換

水平対向6気筒エンジンで、クランクシャフトが縦方向のエンジン配置の為、クラッチが車のようにエンジン後方にあるため、車両を持ち上げて、下に潜って作業


サーモスタット 

エリミネ-ター250の修理をやらせてもらう事に
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症状は高速道路で100km/h巡航を数分すると水温警告灯が点くとの事

考えられる原因はいくつかありますが、クーラントの量からチェック、問題無し
ラジエーターを遮っている物も無いし
次にサーモスタットを疑ってみる事に
(サーモスタットとは冷却水の流れる途中の弁で始動時はラジエーターに水を流さないよう遮断しエンジンを早く暖め、暖まると開きラジエーターに流します。冬場のオーバークールを防いだり、暖気時間の短縮ができます)

分解してみるとサーモスタットが。・・・
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熱湯をかけても、冷水をかけても半開きのまま動かない

どうやらサーモスタットが少しだけ開いた状態で固着してしまったらしい

あまり多いケースでは有りませんが、こういう事もあるんですね


Sさんもう少々おまちください


B-KING修理 

FIの警告ランプが点灯してしまったとの事で、修理をやらせてもらうことに

色々調べを進めていくと、マフラーの中間にある排気バルブが動いていない

さらに調べを進めていくと、そのバルブをコントロールするアクチュエーターが動かない

部品単体に電圧をかけても動かないので、アクチュエーターの故障と判断



交換作業も終わり、正常にコントロールバルブも動くようになりました。
同時に警告ランプも消灯


無事直りました。お待たせいたしました

YZF-R1 ウォーターポンプオーバーホール 

KさんのR1のオイル漏れ修理をやらせてもらいました

オイルパンの下がオイルでべたべたになるようで隅々点検
どうもオイルパンの中心に付いている穴から染み出てくる様子
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なぜにこんな所に穴が??

パーツリストの図面をみるとその上部にはパイプがありパイプがウォーターポンプ&オイルポンプまでつながっている模様
オイルパンを外して点検
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オイルポンプとウォーターポンプが一体式で一軸で両方回しているんですね
さすがヤマハエンジン内部にウォーターポンプを入れてしまうとは斬新
(私の経験ではほとんどの車種がウォーターポンプはエンジンの外に付いています)
エンジン腹下から撮影
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一体型ウォーターポンプ&オイルポンプ
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万一ウォーターポンプのシールが駄目になった際にエンジン内部にクーラントが漏れないようパイプを伝って外に排出される仕組みらしい

でも今回はにオイルが?

ばらしてみる事に
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大元の原因がようやくわかりました
オイルポンプとウォーターポンプの間のシールより漏れている模様
ここから漏れたのがパイプを伝って外まで漏れていたようだ

オイルポンプ側のシールが駄目になった場合はオイルが排出される構造のようです
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ポンプのシール類、ベアリングを新品に交換して修理完了
オイル漏れ止まりました

Kさんお待たせしました

エイプ100クランクベアリング交換 

エンジンより異音との事で修理

エンジンを下して、上から下まで分解点検
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クランクベアリングに異常発見
ヒートガンで熱を加えて熱膨張を利用してクランクベアリングを抜きます
写真 2011-05-20 14 26 11 (800x598)
ふ~
やっと抜けた

新品ベアリングを圧入しカムチェーンのスプロケを圧入
エイプ100はスプロケの山とキーの位置を一致させて組みます
50は谷と一致させるようです
ずれるとバルブタイミングがずれてしまうので慎重に
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エンジン組み上げて完成!
完成の写真取り忘れた~

Z750LTDエンジン修理 

セルモーターが空回りしてしまうようでスタータークラッチの交換やらせてもらっています。


ついでにオイルパンをクリーニング

ドライブベルトの交換 

走行中、エンジン付近よりバタバタと音がなり止まってしまったとの事
エンジンはかかるが前に進まないとの事で、修理入庫

もしやと思い、ベルトを点検してみると

お~ 完全にやっつけられています
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原付スクーターは10000kmごと
250ccスクーターは20000kmごとに
交換してあげましょう

ケースを開けてみないとベルトの点検が出来ないため、定期的に交換してあげましょう

デフ修理 

久々の更新です

仕事はほぼ毎日やっているんですが、全然余裕がなくて(言い訳)なかなか時間が作れなくて(言い訳

だんだん涼しくなってきましたので、徐々に手のあく時間も増えてくると思うのでまめに更新できるよう頑張ります。

ご成約車両のメンテナンスです。

点検中デフオイルの漏れを発見したので、点検していくと
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なんとベアリングが砕けている
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ベアリングやオイルシールを交換して修理

約80項目の点検を施し、油脂類、消耗品の交換の必要な部位が見つかれば交換、最後に試運転。

当店でお買い求めいただく中古車はしっかり各部までメンテナンスしてからお渡しいたします。
なおかつ保証も付くので安心ですよ



絶版になってしまったインナーチューブも再メッキで蘇ります 

フロントフォークオーバーホールの際、傷や、錆でインナーチューブの交換が必要
でも、古い車両で新品インナーチューブが入手困難

そん時は、再メッキで修理する事ができます。
もちろん、メッキを乗せただけではメッキの厚みが増し寸法が変わってしまうので、元の寸法まで研磨して寸法を戻します。

絶版品や高価なインナーチューブも新品同様に修理出来ます。

施工前
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施工後
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正立フォーク(1本) 20000円~ 
倒立フォーク(1本) 30000円~ 
上記料金は、フォークが分解されてインナーチューブ単品での持ち込み料金になります。
分解が伴う場合オーバーホール代は別途かかります。

状態がひどい物、特殊形状の物などはお受けできない物もあります。事前にご相談ください。