バルブクリアランス調整
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いつも良くしていただいている寺さんの愛車のバルブクリアランス調整をやらせていただきました
バルブクリアランスは何ぞや? ということで説明させていただきます。
4サイクルエンジンは燃焼室上部にバルブという開閉機構が備え付けられています。
混合気を吸入する時は、ピストンの下降に合わせインテークバルブが開き
圧縮、爆発の際には全て閉じ
排気ガスの排出の際には、ピストンの上昇に合わせエキゾーストバルブが開きます。
卵形のカムシャフトが回転することでバルブの開閉を行っています。
バルブが閉じているということはカム山の低い方がバルブの先端に差し掛かっているということになります。
その時の隙間をバルブクリアランスといいます。
車種によって数値は異なりますが、100分の1ミリ単位で管理されます。
狂っているとどのようなデメリットがあるかというと。
バルブの開閉のタイミングがずれるとエンジン性能の低下
広すぎるとカチカチというメカノイズが大きくなります
狭すぎると圧縮抜けにつながりますのでエンジンが熱くなると調子悪くなったりなどが上げられます。
今回やらせていただいたCBはIN側が基準値より狭くなっていましたので調整しておきました。
(EX側は熱に強い材質の為硬く丈夫な金属なのでほとんど狂いが無かったのだと思います。値段もINの倍します)
頻繁に調整する部分ではありませんが、距離を多く乗られた方や、エンジン音が気になる方は御相談ください。
ガレージロングフェロー
http://www.garage-longfellow.com
- [2007/12/13 22:25]
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